よくある質問とヒント
(日本語表記のみ)
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AppleはMシリーズにおいて、ユーザーがシステム設定内からApple ディスプレイのICC プロファイルを設定する機能の仕様変更を行いました。
プロファイルを変更するか、工場出荷時のデフォルトに戻すためには、以下の手順をご参照ください。
(MacBook Pro M1、macOS Ventura 13.5.1 環境下による検証)
1.「アプリケーション」 > 「ユーティリティ」>「ColorSyncユーティリティ.app」を開きます。
2.「左側に表示されている「装置」> サイドバーから「ディスプレイ」から対象となるディスプレイを表示します。
3.「カラーLCD」がMacの内蔵ディスプレイを指します。
4. 右側にプロファイルの情報が表示されます。
4. プロファイルを「出荷時の設定」に戻すには、右側の「現在のプロファイル」の横にある下向き矢印をクリックし、「出荷時の設定に設定する」を選択します。
5. 「出荷時の設定に設定する」のオプションは、プロファイルをモニターの標準システムプロファイルに設定します。
6. 「その他」を選択すると、ホームのライブラリ/ColorSync/プロファイル フォルダで利用可能なすべてのプロファイルが一覧表示されます。 リスト内のプロファイルのいずれかを選択すると、それが現在のプロファイルとして設定されます。
7. Apple 以外のディスプレイはこの影響を受けず、プロファイルは引き続きシステム設定内で設定できます。
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最新3モデルの技術仕様の比較表は以下のリンクをご覧ください。
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ColorChecker Chart(カラーチェッカー チャート)は、非常に耐光性の高い着色剤で製造されていますが、どの着色剤も絶対的な耐光性はありません。
チャートに明るい光が恒常的に当たらないようにして、使用しないときは黒いカバーに入れて保管してください。
また、カラーパッチ部分に直接触れたり傷が付かないように留意し、ほこりや高温多湿・化学物質の煙などから保護できるよう慎重な取り扱いをおこなってください。
使用環境の変化や使用状況にもよりますが、経年劣化による影響と正しい色の識別と一貫性を保つため、カラーチェッカー チャートは約2年を目安に交換することをお勧めします。
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macOS Montereyバージョン12.xでは、ディスプレイ環境設定のデザインが変更されました。
A.スクリーンセーバの設定
キャリブレーションの途中でスクリーンセーバーが起動しないよう設定をします。
システム環境設定 > デスクトップとスクリーンセーバ > 「スクリーンセーバを表示」のチェックを外す。
B.バッテリーの設定
キャリブレーション時のバッテリーの電力供給の減少やスリープにならないようにするため、極力電源アダプターからの電源供給を行なってください。
(デスクトップの場合は表示が異なる場合があります)
システム環境設定 > 「バッテリー」または「電源アダプター」
1. 左側「電源アダプタ」を選択 > 「ディスプレイをオフにする」 > 1時間後に設定。
2. 「ディスプレイがオフのときにMacを自動でスリープさせない」のチェックを入れる。
3.「ネットワークアクセスによるスリープ解除」にチェックを入れる。
C.ディスプレイの設定
自動調節機能による変化をしないようにします。
システム環境設定 > ディスプレイ > 「輝度を自動調整」と「True Tone」のチェックを外す。
AからCの変更をした設定は、キャリブレーションの結果の確認後に戻していただいて構いません。
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XDRディスプレイを搭載した新しいM1 MacBook Proのシステムでは、Appleはユーザーがシステム環境設定からICCプロファイルを設定する機能を削除しました。
しかし、Caribrite 社製品および旧X-Rite 製品を使用したプロファイリングによって改善することができます。
ColorChecker Profiler および ColorChecker は、M1 MacBook Pro の内蔵ディスプレイ用のプロファイルを作成することができます。
ここでは、内蔵XDRディスプレイのプロファイルを正しく作成・設定する方法と、ColorCheckerアプリケーションの設定方法について説明します。
プリセットのプリファレンスを設定する。
以下の手順で、ワークフローに最適なディスプレイの「プリセット」を設定してください。
1.システム環境設定開き「ディスプレイ」を選択します。
「プリセット」ダウンから「プリセットのカスタマイズ」を選択し、「+」アイコンをクリックしま す。
2.プリセットに適切な名前を付けます。
「色域」で「P3」を選択します。 ※これは、ディスプレイのネイティブな色域です。
3.「ホワイトポイント」ドロップダウンで、希望のホワイトポイントを選択します。
通常、写真編集にはD65が最適です。
これら2,3の設定は、ColorCheckerアプリケーションでプロファイルを実行する際に使用する設定と同じにする必要があります。
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以下のCalibrite Webのリンクをご参照ください。
Calibrite 製品比較表
(アイコンをクリックまたはタップしてください。)
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Product Review
EIZO認定ColorEdgeアンバサダー "mycolorsp" 様によるCalibrite PROFILERのレビューを掲載しました。ぜひご覧ください。
EIZO認定ColorEdgeアンバサダー "mycolorsp" 様にCalibrite ColorCheckerシリーズをレビューしていただきました。
"mycolorsp(マイカラーエスピー)”様のサイトには、豊富な経験と高い専門性に基づいたカラーマネジメントに関する貴重な記事が掲載されています。
Links
平間フォトレタッチ事務所様による、カラーマネジメント実践ブログではカラーマネジメントの基礎から周辺機材まで、豊富な経験に基づいた貴重な情報を掲載しています。
当社のWebサイトでの紹介を許諾いただきましたので、ご紹介いたします。
Calibrite ColorCheckerは、世界中のプロフェッショナルの撮影現場で利用されています。